「基本数 2のタイプ」 「協力とバランス」
自分と他人の境界線を明確にし全体的調和とバランスをとり、他人と協力し合うこと
「2のタイプ」の人は自分と他人の境界線を明確にし、全体的な調和とバランス、そしてギブ・アンド・テイクを考えながら、他人と協力し合うことです。しかし運命からの挑戦は、容易に克服できるものではありません。「2のタイプ」(20/2,39/12,48/12)と誕生数に2を持つ人は、他人に対する非常に強い責任感と義務感を持っています。この人々は、この義務感と自分の要求とのバランスを見つけなくてはいけません。バランスは「2のタイプ」最大の課題です。奉仕することとされること、理性と感情、イエスとノーの使い分け、自分と他人のニーズなどバランスをとるべき対象はたくさんあるため、まず内面の葛藤、矛盾、不一致を解決しなければなりません。
[2のタイプ]にとって、心の内面で調和することはとりわけ困難な課題です。それはさながら心という湖の真ん中に浮かぶボートに、二人の人間が乗っているようなものです。一人は、金持ちで民主党派で、のっぽのデブで快楽主義者でお人好し。もう一人は、貧乏で共和党派で、ちびのやせっぽちで潔癖主義者で凝り性。もし二人が岸に上がろうとするなら、価値観、信仰、意見、政治観の違いを乗り越え、互いの共通点を見つけて理解しあい、協力してボートをこがなくてはなりません。
もし、世の中に協力関係がなければどうなるか、想像できますか?いくら天才でも、たった一人で作業をするなら、実質的な成果は何一つ生み出せません。一つのビルを建てるだけでも、建築家、エンジニア、建設業者、事務関係者など、それぞれの専門家の協力が欠かせません。互いに力を合わせて共通のゴールを目指す、人間同士の協力があって初めて文明は成立するのです。ところが未熟な「2のタイプ」は、過大な責任を背負い込む傾向があります。本当の協力が何かを知るには、いったん手助けを控え、他人により多くの仕事を任せてみるとよいでしょう。自分自身の能力や強さ、責任の範囲を知るにはそれが、一番良いのです。
「2のタイプ」は社会にとても役立つ特質をもっています。しかし、その特質がマイナスに働くと、自分自身を破滅に追い込みます。人の役に立とうとするあまり、自分よりも他人の要求を優先させ続け、ついに適度な自己犠牲と利他主義の範囲を超えて、隷属状態に陥ってしまうのです。自分のニーズを無視、あるいは過小評価して、自分はどうすべきか、という考えを常に優先させます。未熟な「2のタイプ」は、過度に協力的です。他人の幸せ、生活のすべてが自分の責任であるかのように思い込み、頼まれごとを断れず、無理な約束をしてしまいます。自分の限界を顧みず、手に余る仕事を抱え込んだあげく、最後には反抗的な殻に引きこもってしまうのです。こうした共依存的傾向を持つ人は他にもいますが、「2のタイプ」、ことに責任の境界と限界を確立していない「2のタイプ」は桁外れに共依存的です。
「責任の法則」に従えば無理のない手助けの中にこそ、本当の平和と喜びがあることに気づくでしょう。「~べき」、つまり義務感が、「2のタイプ」の人生を支配する法則です、このタイプは、自分が「するべき」こと、他人が「するべきこと」、「あるべき」状況という観点ですべてを考えます。周りの人の要求やニーズをかなえてあげたいという責任感に圧倒されて、しばしば客観的な「正しさ」を見失いがちです。「私はどうしたらいいでしょう?」という種の質問をするのも、このタイプの特徴です。
自分の感情に率直に行動しない限り、過剰奉仕の人生は続きます。そして無理な奉仕を続けていると、協調性は最後には葛藤に変わります。どんなに温厚な「2のタイプ」でも、ついの我慢の限界に達し、反抗心をあらわします。徹底的に相手に譲歩し続けた挙げ句、ぎりぎりの状態に追い詰められて、本能的な防衛反応に出るのです。安易に仕事を引き受けた自分と、協力を求めてきた人々に対して、怒りを爆発させ、感受的にとじこもります。こうなると、頑として自分中心に振る舞い、何一つ譲歩しようとしません。実際、人生の大半を自己犠牲的奉仕についやした人には、晩年、非常にわがままになる例がよく見られます。友人や親しい人々は、突然わがままで頑固になったあなたの豹変に驚き、どうしたのかといぶかります。しかしその頑固さの裏には、絶望感と他人に支配されることへの恐れがあります。少しでも譲歩すれば、相手はずかずかと図々しく踏み込んでくると信じているのです。そして実際にあなたを利用しようとする人も中にはいるのです。奴隷と協力の境界線を知ることが、「2のタイプ」の人の課題です。要求が通ると知れば、際限なく要求を強めてしまうのが人間の常というもの。「2のタイプ」のパートナーとなった人は、反撃に転じざるを得ないところまで、あなたを徹底的に追い込んでしまいます。あなたは怒りを爆発させた後も、これまで通り、夕食の準備やゴミ出しを引き受けるかもしれません。しかし周囲に対して二度と心を開こうとはしません。こうなると「もう何も与えまい」という気持ちが潜在意識にも影響します。セックス面では、女性は不感症、男性はインポテンツの症状を示します。未熟な「2のタイプ」は、相手との健全な境界線を保つよう心がけ、身体的、感情的、セクシャルハラスメントには特に気をつける必要があります。相手が自分に対してよくないことをしていると感じた時は、相手の年齢や立場、状況にかかわらずいつでも、自分の感情を正直に主張し、強い態度に出る覚悟が必要です。
「2のタイプ」は、よく「あいつの責任だ!」という主張をします。そのため、しばしば批判的だと思われますが、あなた方は単に「自分の責任ではない!」と主張しているだけです。洪水から地震にいたるまで自分の責任だと思い込んでいる「2のタイプ」の一種のストレス発散法とい言えるでしょう。
人間関係の軋轢を解決し、バランスのとれた協力関係を確立するには、内面の葛藤を解決しなくてはなりません。ところが「2のタイプ」は常に、過大な責任感と過剰分析、そして義務感に突き動かされ、さまざまなことを考え、気をまわした挙げ句、自分でも収集がつかなくなって天を仰ぎます。「ああ神様、どうすればいいでしょう!」精神と感情を落ち着かせることは、「2のタイプ」にとっては難しい挑戦となるでしょう。とりわけ対立するものを並べられた時、どれを優先させるべきかうまく判断がつきません。迷いに迷い、心が乱れるのです。
私たちは誰でも、潜在的に対立する信念、価値観、欲望をもっています。ベットから起き出すかもう一度ベツトに潜り込むか、結婚して子供をもつか独身にとどまり子供ももたないか、など。ほとんどの人は、こうした無数の対立観念をうまく共存させていますが、「2のタイプ」にとって対立する選択肢はどちらも自動車の助手席に座りたがって譲らない二人の子供のようなものです。どちらも喜ばせてやりたい、という思いが先だち、ますます内面の葛藤が激しくなるのです。しかし、他人の人生ではなく、自分の人生に責任がもてるようになると、人に責任を押し付けて批判することはなくなります。責任と義務の健全な限界を確立すれば、喜んでできることと、そうでないことの境界を見つけ、ものごとを引き受ける時と、断るべき時もわかるでしょう。こうして精神のバランスを見出すと、内面の葛藤も、次第に収束していきます。精神的な葛藤は、感情のストレスを生みます。「2のタイプ」はもともとコントロール不能になるのを恐れ、変化を嫌います。しかしものごとは常に変化しているため、しょっちゅう精神的葛藤と感情面のストレス、肉体的には緊張を感じています。ストレスは全身の筋肉を緊張させ、体内のリンパ系と免疫システムを狂わせます。もともと身体が丈夫なのでめったに病気はしませんが、ストレスが長引くとアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
このタイプは、体格に関係なく、つまり瘦せていても、太っていても、筋肉質でも、体と精神が頑健で忍耐強く、活力に満ちています。しかしこの強さがマイナスに作用すると、頑固さや厳格さ、緊張となって現れます。こうした傾向を和らげるには、舞踏やヨガ、太極拳などで瞑想の訓練をするとよいでしょう。瞑想によって心と身体をリラックスさせれば、変化にも柔軟に対応できるようになります。過剰奉仕に陥らないためには、大局を眺める視点をバランス感覚が必要です。「バランスの法則」は「2のタイプ」に非常に有効です。
「2のタイプ」は、社会を支える力です。偉大な事業や業績を成功に導く縁の下の力持ち・・・・世の中の向上を助ける影のヒーロー、ヒロインです。2つのもつエネルギーは非常に強い奉仕のエネルギーです。このタイプは生まれつき、奉仕や人助け、指導、支援に身を捧げたいという衝動をもっています。このエネルギーがプラスに働いた場合、包容力のある人物として、周囲の信頼を集め、誠実で慈愛に満ちた相談相手として敬愛されることでしょう。
あなた方は、天性の身体的、精神的強さを生かし、世の中のために一生懸命働きます。明確なゴールが見えれば、周りと協力してそれを目指します。本来野心的であらゆる分野で指導者となり得る力を持っていますが、多くの場合、人の上に立つよりも、サポート能力を生かして、遠大な目的の達成を陰で支える役に徹します。あなたが一番の充実感を覚えるのは、人のために働く時、奉仕こそが、あなたの与えられた使命だからです。もっとも、奉仕エネルギーはいつでも隷属的地位を意味するというわけではありません。奉仕は人生の役割ではなく、態度です「2のタイプ」は、企業の社長や一国の総理大臣となる力をもっており、実際にこうした指導的立場で活躍している人もたくさんいます。最高レベルに達した「2のタイプ」は、自分対他人という「協力」の概念を超越し、他人を「大いなる自己」の一部と捉えるようになります。このように捉えられるようになると、かたくなな気持ちを解放し、自分の人生に責任をもち、自分も他人も同程度に尊敬できるようになるのです。そしてこの人々は豊かな奉仕の心を社会にひろげる、愛情の泉となるでしょう。
行動チェックリスト
人助けと奴隷の違いを知り、「イエス」と言うべき時と、上手に「ノー」の言い方を覚えましょう。
柔軟性をもち、周囲の変化に身を任せ、自分の責任の外のことには目をつぶろう。
ストレッチや瞑想を日課として、心身をリラックスさせるよう心がけよう
行動の計画を立てる時は、理性だけで決めず、心の声を尊重しよう。
協力とバランスに近づくには
1,映画、文学、歴史上の人物、あるいは直接知っている人物の中で、バランスの取れた協力を実践し、自分も他人も同等に尊重している人を思い浮かべよう
2,精神の調和を保ち、自分に責任をもって他人に奉仕し、明確な責任の範囲で、周囲と協力しつつゴールを目指す。その人物になった自分をイメージしてみよう。それらの特質を生かし、より高次のバランスを手に入れるには、どうすればよいか具体的に考えてみよう。
[魂の目的] ソウルナビゲーション 引用

“「基本数 2のタイプ」 「協力とバランス」” に対して1件のコメントがあります。